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2013年3月17日 (日)

CEMLAセミナーに参加して~教育と福祉の眼差しの違いを超えて~

3月16日、相模女子大学で開催された第6回CEMLA(★)セミナーの分科会Bに参加しました。分科会Bは、外国人児童生徒の課題をめぐって、福祉現場(児童相談所と学校ソーシャルワーク)から二つの報告がありました。

CEMLAとは
Center for Multicultural Learning & Activitiesの頭文字で、「多文化学習活動センター」の意味。相模原青陵高校と大学やNPO等が協働して運営している「多文化共生の学習支援拠点」です。


話題提供者のうち、相模原市児童相談所小林課長さんの次の話が印象的でした。
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・「連携」とか「つながる」とよく言うのですが、実際は、難しいですね。
・学校の先生が持つ文化に「違い」を感じることがある。福祉分野の人は、「わからないから、やる」のに対し、学校の先生は、「わからないから、やらない」という文化。福祉の専門家は、「わからないから、もっと知りたい」と考えるが、「わからないものには、手を出さない」方が、一般的な感覚。
・教育と福祉は、異文化。お互いに、立場が違うことを理解したところで、やりとりすることが大事。

Photo_3

(左から安永さん、田中さん、高橋さん)
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●ブログ運営者の感想
児童相談所と学校ソーシャルワーカーのお二人の話を伺い、改めて、教育的な眼差し(教師的思考)と福祉的な眼差し(ソーシャルワーカー的思考)の違いと、相互の文化理解の必要性。そして、違いを理解したうえでの連携の重要性を認識しました。実は、この構図は、博学連携(博物館と学校教育の連携)と似ています。博物館と学校教育は、違いがあるからこそ連携する意味があるのですが、博物館固有の学びや価値について、学校の教師が知る機会は限られています。相互の文化を翻訳するコーディネイトが必要なのです。ちょっと脱線してしまいました(^_^;)。

以下は、セミナーの概要、続いて当日の速記録です。
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ME-net(多文化共生教育ネットワークかながわ)と神奈川県立相模原青陵高校が共同運営するCEMLA(多文化学習活動センター)が第6回CEMLAセミナーを共催しました。

●日時 2013年3月16日(土) 10:00~12:30
●場所 相模女子大学マーガレット本館2階(相模大野駅より徒歩10分)
●主催 CEMLA(多文化学習活動センター)
●内容 全体会の後、3つの分科会に分かれて、ゲストスピーカーの報告・質疑
○分科会A
日本語指導を生かした教科指導とは?~JSL生徒カリキュラムの基礎知識~ゲストスピーカー:相模向陽館高校黒田先生、横浜翠嵐高校定時制の先生(予定)高校での教科指導の取り組みの中で、日本語指導を生かした指導について実践報告をしていただきます。
○分科会B
生徒のケースワークの実践とは?~ソーシャルワーカーの実践報告から~ゲストスピーカー:相模原児童相談所小林さん、相模原市スクールソーシャルワーカー安永さん専門機関との連携を視野に、どのような支援が必要なのか、課題はなにかを協議します。

○分科会C
外国につながる生徒の取り巻く状況は?~中学校の国際教室の取り組みから~ゲストスピーカー:海老名市立柏ヶ谷中尾口先生、他1名予定国際教室での取り組みと課題について協議、情報交換します。
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以下は、分科会Bの記録(速記なので、聞き間違い可能性あり)
●高橋清樹(県立相模原青陵高等学校教諭、CEMLA担当)
・今日は、お二人の方から話題提供をしていただくが、参加者からも積極的にご意見をいただきたい。まずは、小林さんから話題提供お願いします。
●小林優志(相模原市児童相談所相談班担当課長)
【はじめに】
・児童相談所として、外国人児童の相談はポツポツという感じ。自身は課長なので、相談員から相談を受けて、一緒に悩むという立場。
・正直に言って、「外国人児童の事例で、うまくいったなーという事例はあんまりない」。
・児童相談所が扱う児童の年齢は、17歳11ヶ月まで。
・市内の各区に「子ども家庭相談課」を設置しており、最初の相談はここが受ける。そこで対応できない事案が、児童相談所に回るという流れ。
【外国籍の子どもへの支援の実際】
・見立てをする際に発達検査をする。発達検査では、言語面・行動面における発達のバラつきを見る。
・その結果、発達障害が発見されると、親御さんに説明する。その際、親御さんの多くはショックを受ける。これは、日本人・外国人を問わない。
・台湾・韓国と、日本では「障害」に対する見方(文化)が違うように感じる。以前、障害があることがわかった時点で、「子どもは、一族で育てるので、外に出さないようにしたい」と話す台湾人の親に会ったことがある。
・日本では、地域社会で子どもを育てていくが、台湾・韓国は、「一族で育てていく文化があるのかなー」と思った。
・フィリピンの子ども(未就学)のケースでは、療育機関につないだ。そこでは、砂遊びや新聞紙をつかった遊びをするが、子どもはこれらの遊びに抵抗を示した。子どもの母親から「フィリピンでは、砂遊びは禁止されているので、そのせいかもしれない」と聴いた。
・児童虐待をめぐる感覚の違いがある。
・児童相談所では、しつけの是非については議論しない。その行為が、子どもへ負の影響を与えるか否かで判断する
・もし、児童虐待の通報があったら、児童相談所は48時間以内に保護しなければならない。
・「お仕置きは当たり前」という中国の親に対して、「たとえしつけであっても、日本では虐待行為は禁止されている」と説明するのは難しい。しかし、日本で生活するのなら、「お仕置きはアウト」だと伝えている。
・次は、南米の子どものケース。その子どもは、特別支援級に通っている。その子が、授業中に寝てしまうことが多く、教員が困っているとのこと。親の生活を調べてみると、親子とも就寝時間が遅いらしい。それが原因で居眠りをすると思われる。また、南米出身の親の中には、学校に通う習慣をもっていない人もいる。
・筋ジストロフィーという病気を持つ子どもがいた。母親に会うと、どうも同じ病気に見える。しかし、母親は病院に通院していない。筋ジストロフィーが、遺伝性の疾患という認識を、親がもっていないのだ。
・教育委員会に通訳をお願いしているが、問題は言葉の壁だけでなく、文化の違いもある。
・言葉の通訳だけではなく、養育観の違いを含めて理解しないと十分な支援はできない。
・相手に日本の社会システムを理解してもらうことも難しいが、私たち職員も、多国籍の人々に接することに慣れていない。

・・・・ここから質疑・・・・・
(三田村)
・児童と接するうちに「虐待」と思われたので、学校の先生に相談してみたが、先生が児童相談所に通報することを躊躇している。教員は、家庭の問題に介入しないという不文律のようなものがあるのか?
(小林)
・相模原市の小学校では、校内に虐待対応の教諭を配置しており、年3回、研修会を開いている。
・研修会の際、「虐待の疑いがある場合でも、通告してください」と伝えている。通告という言葉が強いので、連絡・相談というふうに説明している。
(加藤)
・虐待といっても、色々な程度がある。
(小林)
・どういうメカニズムの中で、虐待行為に及ぶのかを把握するようにしている。
・ネグレクトに対しては、どのような程度なのかを見極め、粘り強い支援が必要である。

●安永千里(相模原市青少年相談センター、スクール・ソーシャルワーカー)
【スクール・ソーシャルワーカーとは】
・相模原市は、スクール・ソーシャルワーカー(以下SSWrと表記)制度を導入して、2年目。市が、単独でSSWrを雇用しているところは少ない。
・現在、スクールカウンセラー(以下SCと表記)は、60名強いる。週1・2回派遣。相模原市では、SCを「青少年教育カウンセラー」と呼んでいる。
・SSWrを導入した背景に、近年、問題が複雑化しており、不登校件数がなかなか減らないという現実がある。そうした中、ソーシャルワーカーのように、「福祉的な見方」が出来る人がいないと問題解決につながらないということで、SSWrが導入された。
・現在、SSWrは3名配置。・文科省のガイドラインでは、SSWr の役割として、(1)問題を抱える児童の環境に働きかけ、(2)関係機関とのネットワーク構築、(3)学校内のチーム体制の構築、(4)教員への支援・研修機会の提供、があげられている。
・相模原市の場合は、上記のうち、問題を学校と一緒に考えることが期待されている。・学校長から相談を受けて、ソーシャルワークがスタートする。
・問題の入口は、不登校という現象。不登校の原因を探ると、色々な問題が見えてくる。・まずは先生に関わってもらうようにしている。
・児童と連絡がとれないというので、先生に聞いてみると、一度電話をかけただけで、家庭には行っていないというケースがあった。
・先生は、児童の家庭のことを分からないので、連絡をとることを恐れる。
・先生が、一人で問題を抱えているケースもある。
・学校がすべき事と、福祉行政が担う部分の役割が整理できないので、役割の整理をSSWrがする。役割の整理ができれば、先生自身が一歩踏み出せるようになる。
・ケースによっては、教員の努力だけでは立ち行かない場合もある。とはいえ、児童相談所にもっていくほどシリアスではないというケースがある。
・問題の蓋を開けてみると、色々な課題が見えてくる。SSWrの役割は、関係機関につなぐこと。つなぎ役、コーディネーターである。

【事例】
●子どもにも父親にも会えない事例
・幼少期に虐待を受けてトラウマあり。子どもの大人不信が見えてきた。・登校させるよりも、信頼できる大人がいることをわかってもらうことを目標にした。
・先生と子どもが共に励まし合いながら高校を受験し、成功した。
・SSWrは、先生たちが「へこたれない」ように支える。・先生自身に、気持の切り替え方を伝え、子どもの言葉の解釈について助言する。
●小学校3年生女子で不登校の事例
・クライエントの生活保護ケースワーカーと関係があったので、そこを突破口にした。
・家庭に入るまでに1年かかった。
・リサーチの結果、近所から嫌がらせを受けていたことがわかった。
・親も含め、その子の気持をはじめて聴くことができた。
・少しずつ学校に通えるようになってきた。しかし、完全解決には至っていない。
●外国人児童生徒の事例
・学校で落ち着きがない子どもへのアプローチについて、相談を受けたことがある。
・問題の原因が、知的障害なのか、発達障害なのか、言語なのか、文化習慣の違いなのか。どこから手をつけたらよいかわからないという内容だった。
・働きかけの「入口」がわからない、ということのようだ。
・母親と子ども双方が苦しんでいるが、共通言語がないために、問題解決が前に進まないという事例。これは現在進行形で、まだ答えが出ていない。親も子も圧倒的な孤独感をもっていると想像する。

・・・・ここから質疑・・・・・
(高橋清樹)
・今日は、スクール・ソーシャルワーカーの話を聞いて、改めてその重要性がわかった。
・●●さん、どうですか?
(県立横浜翠嵐高等学校定時制教諭)
・定時制高校だと、親子で会話ができないという話は聞かない。
・学校で落ち着きがない子は、高校にもいる。小学校・中学校で勉強についていけない疎外感をもったことはいるだろう。
・今年度1年生に入学した生徒の話。その子は、中学校時代、特別支援級に入っていた。子どもが強く普通級を希望したため、中学3年生になって、籍は特別支援級に置いたまま、普通級で授業を受けていたという。
・学習言語としての日本語も十分身につかないし、母語でも教科学習の知識が身につかない。こういう子が、発達障害をもっていると見做されてしまうこともありうる。
・高校入学後は、普通の生徒としてやっている。学力は低めだが、普通の子どもである。これから社会に出る時には、またひとつ壁があるように感じている。
(相模原市日本語巡回指導員)
・フィリピンの小学校2年生の子どものケース
・この子は、ひらがなが読めるが、口頭で説明しないと、行動が起こせない状況にある。
・なんとか支援したいが、どこに働きかけたらいいかわからず、困っている。というのは、日本語の巡回指導員には、問題を解決する権限がない。
・保護者と連絡ができないまま、すでに半年経っている。
・母親はほとんど日本語ができない。問題は解決されていない。
(安永)
・学校が困らないと、SSWrに連絡がこないので、こういうケースは難しい。
・自分は、こういう場合、SCと連携して、一歩踏み込むようにしている。
・正式には学校長からのルートしかないので、あとは草の根的にやっている。
・自分は、SCとよく話をしていて、学校の様子を聞くことがある。SCとのやりとりの中から課題を拾える可能性がある。
・学校SCとの接点はないのか。学校訪問の曜日が違うのですか?
(相模原市日本語巡回指導員)
・はい、SCとは全く接点がない。訪問の曜日が違うので、すれ違い。
(高橋清樹)
・全国でプレスクールの取組があるが、山野上さんどうか。
(山野上)
・山野上です。今は文科省の事業やっている。学校に通っていない子どものための教室へ委託料を出す仕事をしている。神奈川では、川崎、横浜、大和で実施。以前、神奈川県内で2年仕事をしたことがある。
・愛知のプレスクールに通う子どもは主にブラジル人。近年フィリピン人が急増している。
・プレスクールで大事にしていることは、母語と日本語の能力の見立てを重視。
・母親は(日本語ができないので)、子どもは日本語がきると思っている。一方、保育士は(ポルトガル語がわからないので)、その子はポルトガル語ができると思っている。しかし、検査してみると、両方ともあまりできない場合がある。両方の能力を見ないと、子どもの言語能力の全体像が見えない。例えば、筆箱という言葉。学校で使う基礎単語を両言語で使えるようにすること。などに取り組む。
・言語の問題もあるが、養育環境の問題もある。通常の日本の家庭では想像がつかないような養育環境にある子どもがいる。
・本当は環境因なんですが、外に見える現象としては、(発達)障害に見える場合がある。鉛筆が持てない。階段を登れないなど。ずっと家にこもっていた場合など。
・愛知では、ブラジル人の子ども対象の特殊な託児所がある。子どもの面倒を長時間みてくれる。保護者が育児放棄をしているわけではなく、家庭の経済環境が厳しいところから、結果として長時間託児を余儀なくされているということがある。
・そういう子どもが日本の小学校に入学すると、本当に大変。集団生活に慣れていないこともあるが、ポルトガル語も身についていないので、文字の入りも極端に遅い。
・現象だけ見ると発達障害に見えるが、障害ではない。それまで文字に全く触れていないので、文字に慣れるのに時間がかかる。世の中に文字があるというところから入る。
・ポルトガル語ができる子どもは、日本語の読み書きに慣れるのも早い。
・環境因でのつまずきを少しでもなくそうということから、小学校入学前から準備教育としてプレスクールを実施している。集団生活を経験し、少なくとも「トイレ」といえるようになる、など指導している。
・神奈川だと、同国人同士でやっている託児所は少ないと思う。
・愛知県では、保育士に、複数言語で育つ子どもの問題を知ってもらうための場をつくっている。・日本語のできないブラジル人の母親に、日本語で子どもに語りかけてくださいという指導を保育士がやるとよくない。母親の得意な言語で語りかけてください。ということが大切なことを保育士に伝えている。
・ただ、難しいのは、家ではタガログ語を聞きたくないという旦那さんがいたりするので、自分の得意言語を使いましょうという、単純な原則論だけではうまくいない。
・おかあさんが日本語が得意な場合は、日本語で語りかけることは悪くない。
・本当はポルトガル語で育てたかったが、周囲が日本語を使えというので、慣れない日本語で育児をした、と心情を吐露するブラジル人の母親もいる。
・特別支援学級に行けと言われて、学校をやめたという親もいる。
・学校と「かけはし教室」の間に立って調整することがある。学校としても迷っているケースもある。
(井草)
・多文化フリースクールに通う子どもは、30人。中国は7・8割。
・中国は二極化している。多文化スクールに来る子は、教育的に捨てられた子どもである。
・座っていられない子どもがいる。これは多動児ではなく、これまで学習の習慣がないというケース。
・学校の担任が、一人で問題を抱えてしまうことがある。それは、他の教員も忙しいもで、相談しにくい雰囲気がある。
・フリースクールは、とにかく相手の言いたいことを聞くというスタンス。日本語教育の専門家と中国語のできる人がいる。
・目の前に現れている現象をわかってあげることが大切。そうすると子どもが落ち着く。
・親御さんが来た時は、その気持を受けとめる。親御さんがイライラすると、子どももイライラするので。
(三田村)・SSWrが中教育事務所に1名配置されている。そこで、現場の先生に、SSWrの役割を尋ねてみた。すると、「SSWrは、教員の研修を担当し、指導する」という答えが返ってきた。
・相模原市と中教育事務所のSSWrでは、役割が違うのではないかと思うが、どうなのか?(安永)
・相模原市と県では、SSWrの役割が少し異なる可能性がある。県の SSWrの役割は、教員へのコンサルテーションが主な業務と聞いている。最近、県では、SSWrとは別に、スクール・ソーシャルワークサポーターという制度をつくった。もしかしたら、サポーターが相模原市のSSWrに近い役割かもしれない。断言はできないが…。
・先生が、自分の守備範囲がわからず、家庭の問題を全部抱え込んでしまうことを恐れている場合がある。学校教育ができることと、福祉や他の領域がすべきことの区分けができていないということ。それが整理できるとよい。
(小林)
・「連携」とか「つながる」とよく言うのですが、実際は、難しいですね。
・学校の先生が持つ文化に「違い」を感じることがある。福祉分野の人は、「わからないから、やる」のに対し、学校の先生は、「わからないから、やらない」という文化。福祉の専門家は、「わからないから、もっと知りたい」と考えるが、「わからないものには、手を出さない」方が、一般的な感覚。
・教育と福祉は、文化が違う。お互いに、立場が違うことを理解したところで、やりとりすることが大事。

2013年3月 4日 (月)

「コミュニティカフェフォーラムin横浜2013」参加メモ

「コミュニティカフェフォーラムin横浜2013~サロン・カフェなど『場』を持ちたい人集まれ~」に参加してきた。
★詳細は以下のURLで
http://www.e-etown.com/sb/seminar/2012_3.html

●日時:2013年3月2日(土)13:30~16:00
●場所:mass × mass 関内フューチャーセンター
●内容

■SB学びの成果
ソーシャルビジネス起業家セミナー受講生
・『ハートフル・ポート(仮)』五味真紀氏
・『大倉山おへそ』松江川直子氏
■Fresh!事例発表
・キッズカフェ『cafe Perch』 田中聖子氏
■トークセッション
・『52Bar(ゴーツバー)』 三浦大紀氏
シマネプロモーション代表/NPO法人てごねっと石見地域プロデューサー
・『コミュニティカフェまめり』 有北いくこ氏
NPO法人ままとんきっずの理事長として20年の子育て支援活動の実践者。
■コーディネーター:
・治田友香氏 (公益財団法人起業家支援財団事務局長/関内イノベーションイニシアティブ株式会社取締役)
・齋藤 保氏(株式会社イータウン代表取締役)

【ブログ運営者の感想】
・理念(まちづくり、居場所など)と経営の持続性(収益化)のバランスが大切。理念だけでは継続しないし、収益ばかりに目を奪われると理念が失われる。
・周到で緻密な計画と、出たとこ勝負という柔軟さの両方が必要。
・自身の「弱さ」を見せつつ、周囲に協力者を増やしていく「巻き込み力」が重要。カフェまめりの有北さん、52Barの三浦さん、ともにお上手。
・「想い」から出発し、それを丁寧に周りと共有することが大切。
・収益よりも「社会的弱者の居場所づくり」を優先する有北さんの理念に共感。
・できない理由探しよりも、あるモノ探し(宝発見)をしよう。
・利用者を「お客」でなく、「共に生きる仲間」と見る眼差しの重要性(この辺は、NPM(新しい公共経営)の市民を「顧客」と捉える考え方との関連性あり)
・ソーシャルビジネスは、最近浮上してきた新しいビジネストレンドのように見られがちだが、元来、一般のビジネスも創業者の「想い」から出発しているのではないか?

以下はメモの内容
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第1部 ソーシャルビジネス成果発表

1,五味真紀さん、ハートフル・ポート(仮)

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★目指すもの
・旭区希望が丘の一軒家を改装して、コミュニティ・スペースとつくる。
・目指すもの。それは、かつて家族が果たしていた役割を、家族をこえた「地域家族」として担う場をつくること。
・こどもから高齢者までがひとつの家族のように過ごす場。
・いたわり合い、学び合い、助け合える関係作りをする。

★事業の構想(3本柱)
①学び(○○塾)~楽しく学べる場
・活き活きシニア塾、
・ミドル・エイジ塾
・ワイワイキッズ塾など
②交わり~楽しく集える場
・café mi-go(自由に読書OK)
・BAR mi-go
・ミニコンサート
・画廊
・ミニ情報誌の発行
③商い~楽しくビジネスできる場
・小箱ショップ的なもの
・レンタルスペース→イベント等に使ってもらう
・英語教室(週2回)

★事業効果
・直接的効果としては、仲間づくり、高齢者のひきこもり防止、才能の開花の場、異年齢交流、文化的感動
・間接的効果としては、顔の見える関係、信頼関係・助け合い、災害時の協力、活気ある地域づくり

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★地域資源マップ
・人の動き、お金の動き、情報の動き等を線で結んでみた。地元で自治会役員しているので、ある程度人のつながりはある。また、WFPに所属しているので、国際交流の活動もしてみたい。

★事業推進にあたり大切にすること
・互いをいたわり合い、学び合い、経済的なサポートをし、ホッとできる場所になる。

★課題
ハード面としては、部屋の改装をどうするか。ソフト面としては、運営方法、収入確保の方法、事業への巻き込み方、担い手ボランティアの育成など。

★質疑応答

(斉藤さん)
何故活動を始めようと思ったか?
(五味さん)
・その家に住んでいた母が亡くなった。空いた部屋を活用して地域に貢献したい。
(斉藤さん)
地域資源マップで、人、モノ、情報という資源をマップ化できている。今後、何と何がやりとりされるのかを整理するとよい。
(斉藤さん)
ソーシャルビジネス講座で学んだことは何ですか?
(五味さん)
自分でやればよいことと、人にやってもらいたことが、自分の中で整理できたこと。
(斉藤さん)
・個人事業でやるのか、NPO的な団体にするのか。そこをはっきりさせた方がよい。
・コーディネイトのフィーはきちんと計画に盛り込むことが必要。
・もっと外を巻き込んだ方がよいが、まだ見えていない。
・旭区でコミュニティ・サロンをつくる勉強会をやったどうか。バーをやりたい人がいるのであれば、そこから人のつながりを広げていくというアプローチもある。必ずしも、今構想していることすべてを一挙に実現しなくてもいい。突破口が開けるタイミングというのがある。

●松江川直子さん(大倉山おへそ)

★『大倉山おへそ』の詳細は以下のURLで
http://www.facebook.com/okoheso

★はじめに
・大倉山は、文化的なまちで、すでに様々な団体が活動しており、「活動縁」は沢山ある。
・そうした中、私たちは、「新しい地縁」をつくりだしたいと思った。
・そして、横浜市の「ヨコハマ市民まち普請事業」に応募したところ、採択された。

★地域との関係づくり
・ハロウィンを地元商店会と協力して実施し、徐々に関係が生まれる。

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★事業所と拠点の機能
・事務局の場所としては、商店会事務所等のある振興会館の4階を利用
・機能は3つで、ふらっと立ち寄り使用、レンタルスペース使用、商店会役員会と事務局使用

★拠点による地域の変化
・商店会とは、顔の見えるお店づくり
・住民には、街を知ることで「楽しめる」「安心できる」
・地域の活動には、連携が進む。担い手の確保がしやすくなる
・その結果、「顔の見える関係性へ」「安心して暮らせる街へ」と変化していく

★質疑応答

(斉藤)
発起人はどのような人か。
(松江川)
・鈴木さん(大倉山カフェ)と、松江川さんとママ友の3人でやろうということでスタート
・場所が決まって、仕組みが決まって、仲間募集の段階にきている。
(斉藤)
ボランティア募集チラシが魅力だ。ボランティア募集にあたって留意したことは何か
(松江川)
・楽しい仲間を作ろうという意図を全面に出す。
・ボランティアとして具体的に何ができるかをチラシに盛り込む。
・チラシのデザインは、地域のデザイナーさんがプロボノとして関わってもらった。
(斉藤)
地域に入っていく時に苦労したのでは? 商店会の人との関係が変わるきっかけは?
(松江川)
・最初は、商店会の人と会うと「よそ者」がきたという見られ方をした。
・一緒に汗をかくのが大切。ハロウィンを商店会と一緒にやったことで信頼ができた。
・商店会の役員と打合せ時に、必ずミニ版ホワイトボードを持参した。ホワイトボードにメモを書き、議事録つくって、次回の会合で渡すということを繰り返した。地味だが、着実に作業をこなす姿勢が、商店会の役員に新鮮だったようだ。
(斉藤)
・信頼性と専門性の両方において説得力があったと思う。議事録を毎回つくるという事務能力の高さが相手に好印象を与えた。商店会の役員は、そこで「物事が進む」という印象をもったと思う。この団体と組むことで、課題解決につながるというイメージを商店会の人と共有できたことが大きいのではないか。

●田中聖子さん、カフェ・パーチ

★キッズカフェ『cafe Perch』の詳細は以下のURLで
http://cafeperch.web.fc2.com/

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★カフェの概要
・カフェの場所は、横浜市瀬谷区阿久和(ダイエーの隣)にある。
・イベントを沢山している。
・最初の1年は、料理をつくるだけで精一杯だった。
・毎日フリーマーケットをする(フリマに出す服をもってきてもらう)
・ダイエーが閉店になるので、駐車場を新たに借りなければと思っていたら、地主さんが駐車場を無料で貸してくれることになった。

★質疑応答

(斉藤さん)
・1年半くらい前に、僕(斉藤さん)に相談に来た。何故、カフェを始めようと思ったのか?
(田中さん)
・震災後、遠くまでは通いたくないので、自宅の近くで仕事しようと思った。最初は、子どもの見守り支援をする人を派遣する事業をしたいと漠然と考えていた。いずれにしても、人の役に立つことをしたいと思っていた。
(斉藤さん)
・これまで飲食業の経験あったのか? カフェを自営するところまで突き動かしたのは何か?
(田中さん)
・YSBスクールの受講生の多くは、優秀で行動力がある。私の場合、あれこれ考え過ぎるといつまで経っても事業がスタートできないと思ったので、まず始めてみた。失敗してもいいじゃないかと思い、スタートした。
(斉藤さん)
・一番やりたかったことは何か。おかあさんたちの「たまり場」づくりなのか。それとも田中さん自身の自己実現なのか。
(田中さん)
・周囲の環境との関わりの中で、自分の意識が変わっていく部分がある。みんなのためでもあり、自分のためでもある、というのが答えか?
(斉藤さん)
YSBスクールに通って、よかったことは何か?
(田中さん)
一緒に受講生だった岡田さんの存在が大きい。色々な点で支えてもらっている。
(治田さん)
YSBスクールの企画者として、顧客情報をきちんと管理するように田中さんにアドバイスした。
(田中さん)
顧客リストを作り、イベント等の開催時に、既存の利用者に案内ハガキを送ったところ、反応があった。顧客リストは効果があった。

(会場からの質問)
最初の立ち上げ資金はいくらか?
(田中さん)
・自己資金は600万円。銀行借入は500万円くらい。YSBからの資金が100万円。日本政策金融公庫からの融資もアプライしたが、ダメだった。そうとう練られたものでないと融資は受けられない。自分にとってはよい経験になった。
・今も、収支はトントン。親子で、2000円くらいのランチ代をいただくが、満席でも採算ラインギリギリという感じ。
(斉藤さん)
・色々なハードルの超え方があると思う。カフェを開く人の、腹一つというところがある。会場のみなさんはカフェ・パーチの料金表をみて、安くないと思ったかもしれませんが、あの料金で収支ギリギリなんです。

第2部 コミュニティ・スペース運営者の実践報告

(治田さん、司会進行)
自己紹介をすると、私のキャリアはNPO界からスタート。今は起業家支援をしている。斉藤さんとは7、8年前からの知己。YSBスクールの企画実施や、今はYSB公共未来塾という企業家支援の仕事をしている。前半は講座の受講生から発表してもらった。第2部は、コミュニティスペース運営者の経験談。

1,三浦さん(52Bar企画運営者、島根県江津市からのゲスト)

★詳細は、以下のfacbookページで
http://www.facebook.com/52Bar

Rimg0425 ★市の状況
・島根県江津市は、人口2万7千人の小さな市。
・市内には、居酒屋が数件ある。

★地域おこしに関わる経緯
・閑古鳥が鳴いている駅前の状況をどうにかしてくれと頼まれ、そこにコンサルのような形で入ることになった。
・まず、人が、駅前に戻ってくる理由を考えた。最初にやったのは、駅前商店街の42店舗の店主集め。かつて青年部だった人も、今は50代、60代になっている。元気がない。
・そこで、店主の子ども世代に呼び掛け、新たに青年部を立ち上げた。
・しかし、三浦さんは「となり町」出身なので、最初はアウェイな感じがしていた。
・まちおこしに関して、プレゼンをしたが、失敗。
・次に、商店街の人が参加する飲み会を企画する。飲みつぶれた三浦さんの姿を見て、地域の商店会のメンバーが、彼を仲間として認めるようになった。
・青年部のメンバーは多彩。理容師、焼肉屋、etc。メンバーの中に、もとバーテンダーがいることがわかり、バーを開くことになった。

・バー開設の目的は、「まず自分たちが楽しむ」こと。
・2012年9月21日オープン。最初の立ち上げ資金は、僅か10万円。
・その後、ローカル・スーパーマーケットで自作のTシャツを売って、18万円を稼ぐ。
・しかし、それでも資金が足りない。そこで、使える補助金を探す。
・島根県商業活性化提案事業という制度があることを知り、応募。無事審査をパスし、元手の資金が、60万円にふくらむ。
・この間、空き店舗物件をずっと探していた。
・20年間使っていないステンドグラスのある喫茶店があり、そこに目をつけた。
・そのオーナーのおばあちゃんにところに話をするが、シャットアウト。
・その後、おばあちゃんの娘さんのところに通いつめる。
・何度も足を運ぶうちに関係ができ、最後は、口説き落しに成功する。

・喫茶店をバーに改装する費用は40万円くらい。
・自分たちので空き時間を利用して、床のカーペット張りから照明の設置まで、自分たちで改装したので、資金は40万円で収まった。

・インドカレーを週替りで出す。メンバーの一人がインドに行った経験があるので。
・カレー以外の「つまみ」は、すべて乾き物。ビールは小瓶で、生ビールはなし。
・金・土しか開店せず、営業時間も21時まで。近所のスナックのママが、営業妨害と言うので。21時以降は、近隣のスナック等を紹介する。
・客層は、20代から90代からまで幅広い。
・広報は、facebookを利用。
・店のスタッフの給料は、出していない。
・現在の収益金は、お店紹介のパンフレット作成や、別の店舗の開店準備金に充てる。
・天照大神は、なかなか姿を現さないが、現実世界が楽しいことをやっていたら、天界から外界に出てきた。楽しいことやっていると、自然と人が集まってくるという信念をもって事業を続けていく。
・人が集まるところをつくると地元の古老に話をしたら、「すでに公民館があるじゃろう」と言われ、困ったことがある。カフェの意味を伝えることは案外むずかしい。

2,有北さん(コミュニティ・カフェまめり代表)

★設立経緯等
・20年以上、川崎で「ままとんきっず」という子育て支援事業をしてきた。
・還暦を迎える年になり、いつまでも老害をまきちらすのではなく、若い世代に子育て支援は譲り、自分は違うことをしようと思った。「ままとんきっず」時代もやりたかったが、やれなかった。そして、NPO法人「まめな人生」を立ち上げた。
・年間、20くらいの事業をこなしている。スタッフは、ボランティアを含めると60人くらい。

・「コミュニティカフェまめり」の詳細は、以下のブログで
http://d.hatena.ne.jp/mamenajinsei/

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・これが、「まめな人生」事業の全体構想。人が集まる。話ができる。お互いを助けあう関係が生まれる。
・店舗(12坪)としてスタート。
・夜も開店したいが、体力がなく、できない。スタッフがいれば、やりたいが…。

・メニューは、カレー、ナポリタン、ハヤシライス、ケーキ、サンドイッチ、クッキー
・お誕生日会を実施。その時に、写真をとる。葬式時の遺影になるという話をする人もいる(笑)。
・コンサート、バザー(月1回)、ギャラリー、各種交流事業を実施。
・「まめな人生通信」を5000部刷って4000部地域に配る。店に来る人は、シニアが多いから。Facebook世代が少ないので、紙媒体がよい。通信は、地域のボランティアがポスティングしてくれる。カフェに集まる人を、事業展開の「地域資源」にしている。
・2月23日にマンションの上層階から水漏れがあった。この日は交流会を予定していたので、水漏れの処理をしながら、交流会を開催。水漏れは、午前11時から夜まで続いた。
・収支構造は、厳しい。カフェの家賃を出すのがやっと。
・人件費としては、有償ボランティアレベル。中間就労という勤務形態。それ以外に助っ人として、シニアが手伝いに来てくれている。

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★質疑応答

(治田さん)
場づくりをするにあたって、こころがけていることは?

(三浦さん)
・あとづけだが、「52」という数字(言葉遊び)。できるだけ多くの人を巻き込むことが大切。コミュニケーションが大事。
(有北さん)
参加の敷居を低くすること。ドリンク200円、クッキー100円という価格設定。お店の側から、客を選別してはいけない。社会的弱者の存在を常に考えている。気軽に入ってきてほしい。
(治田さん)
収益化の仕組みを教えてください。
(有北)
月家賃10万円とスタッフ人件費がかかる。会員はお金だけでなく、運営上の役割を担う人もいる。
(三浦さん)
月家賃20万円。通算で100万円程度収益がでている(スタッフ人件費は払っていない)。写真展企画がもちあがった。メンバーの中にプロの写真家がいる。写真を展示するには照明が暗すぎるので、照明設備を変える必要があった。収益の一部は照明の設備工事に使った。また、クーラー設置の代金にも使った。
(治田さん)
週末の営業だけで、よくそれだけ儲かりますね。
(三浦さん)
・週末営業という時間を限定しているからこそ、収益が出る。
・広報に関しては、facbookだけではダメだと感じている。2000部の紙メディアをつくっている。
・ソトコトなどのマス・メディアを活用することも大事。大手の雑誌等に取り上げてもらことで、近隣の地区や県外からもお客がくる。
・また、雑誌記事をスナックのママに見せて、信用力を高めることもしている。
(治田さん)
行政のサポートやお金以外の支援はあるのか?
(有北さん)
・立ち上げ資金として、YSBから300万円の提供を受けた。40万円は自己資金。キッチン改装費にも結構かかる。
・残りは、寄付を募った。「あずき」は300円。「大豆」は5000円というように。
・また、多摩区の協働事業に応募して、資金提供も受けた。多摩区の協働事業は、資金以外に、広報協力もしてもらっている。行政の広報協力は効果があったと思う。
・日頃から、区役所や市役所に味方をつくっている。
(三浦さん)
一般に、地方の商店街は、みんなシャター通り。行政から資金提供を受けることに慣れすぎている。応援してもらう側が、金がないとできないというスタンス。助成金は必要だが、まずは、「自分たちで稼ぐこと」が大事。足りない時は、メンバーが出資するという発想が必要だと思う。まずは売り上げ、収益が出たら、回収するという発想。収益の連鎖をつくるということ。

●会場からの質問

(松浦さん、金沢区)
「まめり」では、小箱ショップをどう運営しているか。
(有北さん)
・1ヶ月2000円を払って棚を利用するのが原則。しかし、実際は売れないモノも多い。
・そこで、売れたら20%もらうという方式を生み出す。1ヶ月定額制と売上20%という、2種類の出展方法から選択できるようにした。
・非常にゆるくやっている。棚が常時埋まっているわけではない。
・コンサートするとCDを置いていくアーティストが多い。売れたら連絡するという感じ。

(YSB卒業生、社協ボランティア・コーディネーター)
有北さんに聞きたい。「まめり」は、社会的弱者が気軽に立ち寄れる場だという話があった。そういう人が、カフェに来ているという実感はあるか。
(有北さん)
・実感はある。実際に来ている。精神障害の人も来ている。
・障害児の親がきた時、その人は、たまりにたまった思いを1時間ずっと話していた。
・子育て支援センターにいけない親子もいる。交流会の時に、虐待を受けている子がいることがわかり、偶然、その場に児相スタッフがいたので、すぐに解決に動いた。
・また、90歳の人が杖をついて来てくれる。

(治田さん)
これからの展望をお聞かせください。
(有北さん)
・まず継続すること。収益上げ、経済的な基盤を固めていくこと。
・地域のシニアで、余力のある人を巻き込んでいく。
・自分事と他人事の二つがある。自分事に熱心な人が多い。もうちょっと他人事にも関心をもって欲しい。10%でいいので、他人事に自分の時間を割いてほしい。それが、「まめ」チカラを増やすということ。
(三浦さん)
・商店会のシニア層の意識にリーチしていくこと。仲間を集めていくこと。
・昼間の活動をどうするか考える。
・夜に外出できない人にどうアプローチするかが課題。
・収益化が課題。

●コーディネーターのコメント

(治田さん)
・YSBスクールでは、「1年以内で収益を出してください。1年以内に法人化してください」と言ってきた。それがすべてではないが、あえてプレッシャーをかけることで、背中を押すことも重要だ。

(斉藤さん)
・三浦さんの取組は、わかり易い。実際にはもっと色々ノウハウあるのではないか。
・有北さんの「まめり」。4000部のポスティングを地域の人がしてしまうところが凄い。
・「まめり」は、個人参加もあり、家族ごとの参加というスタイルがある。
・戸塚ドリームハイツの泉さんとお酒を飲んだ時に出てくる言葉は、「場があるのは大きいね」ということ。

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・3年前からこの図を使っている。想い、共有、学び、試行、評価、想いというサイクルを回していくことが必要。
・その場でどんなコトが起きているか。どんな「想い」でその場を運営しているのかが大事。気持が大事。
・届けたい相手と何を分かち合っているか。互いに考えることが必要。
・まずはやってみること。地域全体で、地域をよくすることが大事。

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